トップメッセージ

写真:代表取締役 社長執行役員 栗田 尚

環境変化を先取りし、
変革に挑み続けることで
グローバル社会の未来に
貢献します。

代表取締役 社長執行役員栗田 尚

株主の皆様には、平素より当社グループに格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

森六グループは、創業360年の歴史を有するグローバル化学専門企業として、常に時代のニーズを先読みし、新たなチャレンジを続けてまいりました。
そして、400年企業に向けてさらに強固な経営基盤を構築するべく、2022年5月、長期経営ビジョンと第13次中期経営計画を策定いたしました。2030年のビジョン達成に向けて、持続可能な社会への貢献と事業成長を両立させ、新たな価値を創造してまいります。

2022年3月期の業績について

2022年3月期は、化学品業界が堅調に推移した一方、自動車業界では、世界的な半導体供給不足による生産調整が続きました。生産部門においては、負荷の低い時こそ生産効率を高める機会と捉え、半導体不足解消後の挽回生産に追随できるフレキシブルな体制の構築を進めました。また、コーポレート部門や商社部門においては、在宅勤務やフレックスタイムなど、場所や時間に縛られない柔軟な働き方も加速させました。
こうした取り組みの結果、売上高は1,288億円となりました。「収益認識に関する会計基準」等が適用された影響で、前期比266億円の減収ですが、旧会計基準での参考比較では、実質的に約205億円の増収に相当します。
営業利益は、ケミカル事業において増益になったものの、樹脂加工製品事業において、挽回生産を念頭に従業員の雇用を維持したことなどから北米中心に固定費が増加し、前期比49.8%減の28億円、経常利益は同47.0%減の29億円となりました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益を特別利益に計上したことにより、38億円増益の42億円となりました。

2023年3月期の見通しについて

樹脂加工製品事業は、半導体供給不足の長期化や新型コロナウイルスの影響等が懸念されますが、自動車生産台数のゆるやかな回復と生産計画の安定化を⾒込んでおり、更なるコスト削減に注力して、増収増益の見通しです。ケミカル事業は、ナフサ価格の高止まりを見込んでおり、売上利益共に微増の見通しです。
なお、通期の業績見通しは、売上高1,530億円、営業利益90億円、経常利益90億円、親会社株主に帰属する当期純利益50億円を予想しています。

株主還元について

これまで支えていただいたステークホルダーの皆様への感謝を込め、2023年3月期は、創業360周年記念配当6円を加えた年間配当100円(中間配当47円、期末配当53円)を予想しています。引き続き、配当の安定性と継続性に留意しつつ、更なる株主還元の充実に努めてまいります。

今後に向けて

今般、「CREATE THE NEW VALUE」をスローガンとする長期経営ビジョンを策定しました。2030年に向けて、「独自技術を強みとした価値創造で持続可能な未来社会に貢献するグローバル企業集団」へと、いま一度大きな変革を進めてまいります。2023年3月期から3カ年の第13次中期経営計画は、そのビジョン実現に向けた種まきと位置付けており、安定した財務基盤の確立と収益力の強化、研究開発の強化による価値創造、サステナビリティ活動の推進による経営のレジリエンス向上を基本戦略に掲げています。
業績面では、2025年3月期の売上高1,430億円、営業利益110億円、ROE9%以上を財務目標に掲げ、100億円の戦略事業投資を計画しています。さらに、非財務目標としてGHG排出量の削減、再生可能エネルギーの導入比率、社員エンゲージメントの向上の3項目に数値目標を定めています。
今後も、持続可能な社会への貢献と当社グループの成長の両立に取り組み、 ステークホルダーから期待されるグループを目指してまいります。株主の皆様におかれましては、より一層のご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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