サステナビリティマネジメント
基本的な考え方
2022年3月、森六グループはサステナビリティ方針を策定しました。この「森六グループサステナビリティ方針」は、持続可能な社会の実現に向けて、森六グループが果たすべき役割を示すものです。当社グループは、すべてのステークホルダーに配慮した事業活動を通じて社会課題の解決に貢献し、皆さまから一層の期待と支持を得られる「400年企業」を目指しています。さらに「環境(Environment)」「社会(Social)」「ガバナンス(Governance)」の3つの観点から情報開示の拡充に努め、企業価値の向上に取り組んでいきます。
森六グループ サステナビリティ方針
私たちは、経営理念に基づき、新たな時代に必要とされる価値を
ステークホルダーと共創し、社会の持続的成長に貢献します。
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グループの機能・リソースを最大限に活用し、従来のビジネス領域を越えた社会課題解決に挑戦します。
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カーボンニュートラルおよび資源の循環利用に貢献する革新的なものづくりで、持続可能なモビリティ社会を目指します。
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サプライチェーン全体を通してグリーンケミカルを提供し、エコロジカルな循環型社会の実現に貢献します。
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人権の尊重を基盤にすべての従業員の幸福を追求し、多様な人材が働きがいをもって活躍する組織から、新たな価値を生み出し続けます。
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ステークホルダーとの対話を通じて社会の期待・要請を理解し、透明性が高く誠実な企業活動によって相互の信頼を育みます。
経営理念との関係性
当社グループは、経営理念の実現に向けて、「進取の精神」と「同心協力」の価値観を共有し、「法令順守」「人間尊重」「顧客満足」「社会貢献」を重視しながら、約360年にわたり事業活動を展開してまいりました。
これらの基本的な理念を土台として、新たな中期経営計画の実行に取り組むとともに、2030年に目指す姿の実現に向けて、当社の事業領域や発想を未来へ広げ、社会とともに持続的な成長を追求していきます。その指針として、「森六グループ サステナビリティ方針」を策定しました。
サステナビリティ推進体制
森六グループでは、サステナビリティ経営を推進する体制として、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会を設置しています。
取締役会は、中長期的な企業価値向上に向けて、サステナビリティに関する方針や重要課題、目標の設定およびその進捗状況をモニタリング・監督しています。
サステナビリティ委員会における重点議論テーマ(2024年度)
サステナビリティ委員会は、国際社会やステークホルダーからの要請、事業環境の変化を踏まえた課題について審議し、その内容を取締役会に報告しています。
取締役会の監督のもと、グループ全体でサステナビリティ経営を推進するために、社会課題や環境課題の解決に向けた戦略を議論し、具体的な取り組み計画を策定しています。
ガバナンス体制の強化を図るとともに、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
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気候変動問題への対応
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サプライチェーンマネジメント
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ESGトレンドと対応方針
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人権の尊重(人権デューディリジェンス)
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徳島での森林づくり
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マテリアリティの進捗管理 等
最重要非財務KGI
森六グループでは、特定した重要課題に対応すべく、優先的に取り組むアクションとそれに紐づく長期目標を以下のとおり策定しています。これらの長期目標からバックキャストした中期目標の一つとして、2027年度までにGHG排出量を2019年度比で45%削減することを掲げています。この中期目標は取締役の報酬とも連動しており、取締役のコミットメントのもと、全社一丸となって取り組んでいます。
2030年度最重要非財務KGI
GHG排出量 削減率
2019年度の排出量に比べて、森六グループ全体で50%削減