コーポレート・ガバナンス基本方針
基本的な考え方
当社グループは、経営理念「森六グループは、未来を先取りする創造力と優れた技術で高い価値を共創し、時を越えて、グローバル社会に貢献します。」の実践を通じて、持続的かつ中長期的な企業価値の増大を実現するため、透明性・公平性を保ちつつ、迅速な意思決定を行うとともに、顧客、取引先、従業員、地域社会、株主等すべてのステークホルダーと緊密な関係の構築を図ることにより信頼に応え社会的責任を果たしていくことを基本方針としております。
コーポレート・ガバナンスコードへの対応
当社のコーポレートガバナンス・コードへの対応状況は、添付のとおりです。
政策保有株式の保有
当社は、政策保有株式について、取引関係の維持および強化、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上、保有に伴うリスク等を検討し、合理性が認められる場合のみ取得・保有しています。
保有している株式については、取締役会において、取引額や利益率などの定量評価、将来の見通しなど定性評価をもとに、定期的に検証を行い、保有継続可否等の意思決定をしています。当社は検証結果に基づき、当事業年度において、合計2銘柄(全株式売却1銘柄、一部株式売却1銘柄)を売却し、3,478百万円を資金化しました。この結果、2025年3月末現在の政策保有株式は、4,934百万円(8銘柄)となり、政策保有株式の純資産に占める割合は9.1%となりました。今後も、コーポレート・ガバナンスの質と資本効率性を高め、企業価値の向上を実現するために政策保有株式の縮減を進めてまいります。売却資金については、自己株式取得などの株主還元等に活用してまいります。
当社が保有する上場株式の議決権行使に際しては、当該議案が投資先企業の中長期的な企業価値に与える影響等を総合的に勘案し、各議案の賛否を検討します。