サステナビリティ担当役員メッセージ
森六グループのサステナビリティの深化
森六グループは、第13次中期経営計画においてサステナビリティ重要課題(マテリアリティ)を特定し、2022年度を「サステナビリティ元年」と位置づけ、専任部署の設置や社員の意識改革を進め、気候変動対応、ダイバーシティ&インクルージョン、人権デューディリジェンス体制の整備などで一定の成果を上げてきました。
2025年度よりスタートの第14次中期経営計画では、事業環境の変化と社会的要請の高まりを踏まえ、サステナビリティ重要課題を再定義しました。「価値創造領域」と「リスク管理領域」の二つの視点から12項目を整理し、リスク対応に加えて、環境配慮型製品の開発や多様な人材の活躍推進を成長機会と捉え、持続的な企業価値の向上を目指します。その実現には人的資本投資が不可欠であり、次世代人材の育成、グループ内交流の促進、DXによる経営基盤の強化に取り組んでいます。私は経営企画とサステナビリティ推進を担う役員として、経営と事業現場をつなぐ橋渡し役を果たし、「稼ぐ力」と「社会価値創出力」の両輪で企業価値を高めていくことを使命としています。
さらに、第14次中計で掲げた「アジリティ経営」のもと、変化の激しい事業環境において、社内外の要請を的確に捉え、迅速な意思決定と柔軟な軌道修正を可能にする体制を構築します。経営陣や事業部門との密な対話を重ね、グループ全体の経営力の高度化を主導してまいります。当社は、社会課題の解決と持続的成長の両立を重要な経営課題と位置づけています。顧客、取引先、地域社会、株主・投資家、従業員など多様なステークホルダーとの連携を深め、「新たな価値」の創出を加速させることで、持続的に成長し続ける森六を実現してまいります。