働きやすい環境づくり
多様な働き方
森六グループは、「社員一人ひとりが安心して働き、その能力を最大限に発揮できる職場環境づくり」を経営の重要課題のひとつとして位置付けています。多様な人材が迎えるさまざまなライフステージにおいても、ワークライフバランスを充実させながらキャリアを継続し、活躍できる環境づくりの一環として、フレックスタイム制度や在宅勤務など、多様な働き方を支援する制度の拡充を図っています。
在宅勤務
多様な働き方を支援する制度やワークライフバランスの実現などを目的に導入しています。個人の事情や業務に合った就業場所を選択可能にすることで、働きやすさや業務効率の向上を図っています。
フレックスタイム制度
フレキシブルタイムの範囲内で出退勤時間のセルフコントロールを可能にすることで、多様な人材が自身のライフスタイルに合った時間帯に勤務するなど、より柔軟な働き方を支援する制度を整備しています。
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[注釈]
対象外の部門があります。
時間単位の年次有給休暇
年間5日を上限に、有給休暇を2時間単位に分割して取得することができます。
仕事と育児・介護のための両立支援
森六グループは性別を問わず、すべての社員が出産・育児・介護などのライフステージを迎えた際にも、ワークライフバランスを充実させながら、キャリアを継続し、活躍し続けられることを目指しています。プライベートの制約があるなかでも、ひとりひとりが多様な働き方を選択し、最大限に能力を発揮できるよう、仕事と生活の調和や両立を支援するための諸制度を整備しています。
通院休業 |
妊婦中または産後1年以内の健診受診のために取得可能 |
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産前産後休業 |
産前6週間前から取得可能、産後は8週間取得 |
出生時育児休業 |
配偶者の出産予定日または子の出生後8週間以内のうち4週間まで取得可能 |
育児休業 |
子の1歳の誕生日当日まで取得可能 |
配偶者出産時の特別休暇 |
2日間(多胎児等の場合は4日間)の特別休暇が取得可能 |
育児のための短時間勤務 |
小学校3年生まで取得可能 |
子の看護等休暇 |
小学校3年生までの該当の子1名につき5日間/年(2名以上は最大10日間/年)まで子の病気やけが、予接接種、健診、感染症に伴う子の学級閉鎖等、子の入園(入学)式、卒園式のために時単位で取得可(有給休暇) |
介護休業 |
要介護状態にある対象家族1名につき通算93日までの期間、介護のために取得可能 |
介護のための短時間勤務 |
要介護状態にある家族の介護のために3年間まで取得可能 |
短期介護休暇 |
要介護状態にある家族の介護のために時間単位で取得可能 (条件付きの有給休暇) |
社員エンゲージメント向上
森六グループでは、現状の組織の強みと弱みを把握し、課題を明確にする施策の一つとして社員意識調査「MI400 Our Voice」を実施しています。長期目標として、2030年度の主要サステナビリティKPIを「社員エンゲージメント」と「社員を活かす環境」の肯定回答60%以上を掲げています。
2021年の調査結果から、「社員エンゲージメント」と「社員を活かす環境」に関連の深い「個人の尊重」「協力体制」「リーダーシップ」を重点カテゴリーと定め、これらの項目に関する肯定回答の10ポイントアップを第13次中期経営計画の目標に掲げました。次回調査までの間にはパルスサーベイ(簡易調査)を毎年実施し、結果などフィードバックを受けた各職場はさらなる向上・改善に向けたアクションに取り組んでいます。優れた取り組みは“ベストプラクティス”として社内報に掲載するなど、全社で事例を共有して周知を図っています。また、役員や部門長から職場環境に関して対話する機会を増やすことで、よりオープンな環境でコーポレートや各部門レベルの戦略やビジョン、そして個々人のやりがいの共感と一体感を醸成し、社員のエンゲージメントのさらなる向上を目指します。
社員の健康促進
森六グループでは多様な社員の健康を守るため、35歳以上の社員を対象に毎年受診する人間ドックの費用を会社が負担(胃カメラオプション費用含む)し、生活習慣病だけでなく積極的にがん検診の受診を勧奨しています。35歳以上の女性社員には、乳がんや子宮頸がんの検査も追加で実施しています。
また、受動喫煙のない職場づくりと喫煙者の喫煙習慣からの卒業(卒煙)を支援しています。その取組みの一環として、禁煙外来受診などの卒煙プログラムの提供をはじめ、2023年7月からは就業時間内における事業所敷地内での全面禁煙を実施しています。