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森六ケミカルズ座談会

ものづくりもできる
強みを活かして
新しいビジネスを
生み出す。

化

商社でありながら、商材にさらなる付加価値を与える “ものづくり”を得意とするユニークな事業を展開する森六ケミカルズ。そのビジネスの現場では、どういった仕事から新しい価値が生み出され、どのような面白さとやりがいがあるのか。ベテランから若手まで3名の社員に語り合ってもらいました。

ものづくり事業推進室 コンパウンドユニット 2012年入社S.T

化学工学科卒/材料メーカーで開発・生産業務に携わった後、森六ケミカルズに入社。現在は、新規高性能材料の開発を担当。

※2019年当時の所属

モビリティ部 東日本営業課 2010年入社Y.S

理学部理学研究科化学専攻了/自動車部品メーカーに新規材料を提案する営業に加え、お客様の海外拠点に日本から材料を届ける貿易業務も担当。現在は短時間勤務制度を利用して3歳の双子の育児と仕事の両立に奮闘中。

※2019年当時の所属

モビリティ部 東日本営業課 2016年入社S.K

工学部生命環境科学科了/営業として関東近郊と新潟の大手自動車部品メーカーへ各種新規材料を提案。お客様の中国拠点向けに材料の輸出業務も担当。

※2019年当時の所属

入社して実感した、働きやすさと連携力。

S.T
森六に入社して最初に感じたのは、社内のあったかさ。話しやすくて、すぐ馴染めたのは嬉しかったなぁ。
Y.S
長い歴史からくる安心感があるというか、アットホームで、それに風通しがいいですよね。例えば部署内で「こんなことがしたい!」って言うと、「やってみなよ」と背中を押してくれる。他部署の人に「こんな材料、ないですか?」って相談すると、「それなら」って紹介してもらえる。こんな連携からも、新しいビジネスが生まれていると思います。
S.K
自動車材料部が話しやすいのは若手が多いことも理由のひとつだと思いますが、他部署と連携しやすいのは自由な席で仕事ができる“フリーアドレス”だというのも大きいですよね。他部署の先輩でも何か聞きたいことがあれば、横に座って相談できるのは、とてもいいなって感じています。
S.T
森六ならではの連携で実現できたことが、たくさんあるよね。
Y.S
コンパウンド事業推進室と自動車材料部の連携も、そう。新しい材料を提案するとき、篠原さんのように、ものづくりも担当されている方々に同行してもらい、技術面から導入メリットを詳しく説明してもらえると、本当に心強い。
S.T
通常、こうした話は材料メーカーの営業がするんだけど、当社は社内にものづくり部門があり、技術営業もできる人が多くいるので、新規ビジネスの提案を自社で完結できる。これは大きいよね。
S.K
海外拠点との連携もあります。当社は海外に11拠点あるので、お客様の新しい海外拠点で「現地調達したい」というニーズにも応えられる。これも、当社の強みだと思います。

大きな仕事も、若いうちから任せてもらえる。

S.T
グループの連携もプラスに働いている気がするんだけど、その点はどう?
Y.S
森六グループの森六テクノロジーが、ホンダやフォルクスワーゲンの内外装部品開発でトップクラスの実績を上げていることは業界内で知れ渡っていて、取引を希望する多くの企業からさまざまなアプローチがあります。こうした状況から、当社には世界中の優れた材料が集まりやすく、新規ビジネスを展開しやすい環境にあると感じています。
S.K
私もつい最近、ある企業からアプローチを受けました。当社グループがこんなに注目されているとは入社するまで知らなかったので、最初はびっくりしました。今は、優れた技術力を持つ多くの企業と仕事ができることに面白さを感じています。
S.T
吉田さんは仕事のどんなところが面白いと思う?
Y.S
海外の仕事に興味があったので、入社1年目から海外業務に携わり、海外出張も多く経験できていることに大きな魅力を感じています。若いうちから大きな仕事を任されるところも当社の特長ですよね。
S.K
しかも、お客様の多くは古くからお付き合いのある、日本を代表する大手企業。大手のお客様は要求レベルが高くて大変ではあるのですが、それをクリアすると大きな達成感が味わえて、やりがいがあります。
Y.S
営業のやりがいは、お客様の課題を解決できる新規ビジネスを提案して感謝されたり、新たなビジネスを成功させて材料メーカーの事業拡大に貢献できたとき。喜んでもらえると、やっていて良かったと思います。
S.T
僕がやりがいを感じるのは、ものづくりの醍醐味を広い視野で感じられる立ち位置であるという点。今、自動車部品の一つひとつには、乗る人の利便性と地球環境保全に貢献したいという自動車メーカー、自動車部品メーカー、材料メーカーの思いが込められています。こうした各社の思いやストーリーの詰まった製品づくりにトータルに関われるのは、上流の材料開発から下流の最終製品開発までものづくり全体をプロデュースする当社ならでは。このプロセスを経て新規ビジネスが構築できることに、大きな喜びを感じています。

独自のものづくりで、新規顧客を獲得してビジネスも拡大。

S.K
私は今、数社の大手企業を担当していますが、それは多くの先輩方が顧客を開拓して信頼関係を築いてくれたおかげ。そこで、今後の目標として私が考えているのは、先輩方のように新規材料で新たなお客様を獲得したり、新たなビジネスを構築することです。それともうひとつ、新規ビジネスを創造した後は、さらに発展させるようアフターケアにも注力していきたいと思っています。
Y.S
新規ビジネスは軌道に乗るまで時間がかかることもあるから、その姿勢は大切よね。
S.K
あとは、出張を含めて海外の仕事をもっと増やしたいです。
S.T
僕は今、新しい材料を開発して事業化しようとしているところで、それを実現して自動車業界の発展に貢献することが第一の目標です。それと、2017年の株式上場、これは森六グループが投資対象になり、僕たちが新規ビジネスを創造して企業価値を高めることの社会的意義がより大きくなったということで、僕のモチベーションも高まっています。商社内でものづくりに携わっているメリットを活かし、技術営業としてお客様と頻繁に接するなかから新たなビジネスのヒントを見つけ出したいと思っています。吉田さんの目標は?
Y.S
佐々木さんが言った新規顧客の獲得は、私も目標にしています。そこで考えているのが、コンパウンド事業推進室との連携です。篠原さんたちが開発した当社独自の新規材料を強力な商材として、顧客を増やしてビジネスを拡大させたいです。
S.T
いいですね。ぜひ、一緒に実現させましょう。
Y.S
私の目標はもうひとつあるんです。それは、育児と営業職の両立。今、3歳の双子を育てているんですけど、短時間勤務でも営業職を務められるという実績をちゃんと残して、佐々木さんをはじめとする後輩たちの良いお手本になりたいと思っています。
S.T・S.K
ぜひよろしくお願いします!