自動車業界は今、かつてない大変革の時代を迎えています。電動化や自動運転技術の進化、さらにはCASE（Connected, Autonomous, Shared, Electric）やMaaS（Mobility as a Service）といった新たなコンセプトの具現化に向けて、これまでの「所有する自動車」から「利用する移動手段」へとパラダイムシフトが起こっています。これに伴い、自動車部品の在り方も大きく変わろうとしており、我々にとって大きなビジネスチャンスと捉えています。

私たち森六テクノロジーは、グローバルスケールで推進する研究・開発・生産・営業の各拠点を緊密なネットワークで結び、企画から量産までをカバーする一貫体制や、提案型の製品開発を通じて複雑化する自動車業界のニーズに応えてまいります。また、多彩な技術で未来に向けた革新的な製品開発と技術革新、具体的にはサステナブルな素材の活用やエコフレンドリーな製品の提案など、車両の燃費向上や環境負荷低減に貢献する軽量化や新素材の開発に重点的に取り組むとともに、MaaSの普及に伴う多様な移動手段に適応した新しい車内環境ソリューションの開発にも注力してまいります。

これからも皆様の信頼に応え続けるために、常に最先端の技術を取り入れ、より付加価値の高い製品の開発に取り組んでまいります。今後とも一層のご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
森田 和幸