社外取締役 大塚 亮

  • 社外取締役 大塚 亮

社外取締役からのメッセージ

 製造業で培った事業運営や現場での知見を活かし、グループ全体の持続的な成長と企業価値向上を意識して提言を行っています。収益性向上や成長投資に加え、海外拠点・子会社を含めたグループ全体のガバナンス強化についても積極的に意見を述べています。2025年度は、新たにグループへ迎える会社との事業統合に向けたM&Aが、将来の成長を見据えた重要な戦略的投資でした。投資判断にあたっては、軽量化技術の将来性や新たな顧客基盤、投資採算性、両社の技術融合の可能性を総合的に評価しました。今後はPMIの進捗とシナジーの収益化状況を着実に検証していくことが重要だと考えています。

 サステナビリティについては、リスク管理にとどまらず、持続的な成長につながる重要な経営課題と捉えています。森六グループが培ってきた材料技術とものづくりの強みに加え、新たに加わった軽量発泡技術などを融合し、環境対応を競争力へと転換していくことを期待しています。その実現に向け、研究開発など将来を見据えた投資や資源配分について、中長期的な視点から議論を深めていきます。また、これまでの経験を通じ、多様な人材がそれぞれの強みを発揮できる組織づくりが、技術革新や企業価値向上の原動力になると考えています。人材育成に加え、IT・DXを活用した柔軟な働き方など、多様な人材が活躍できる組織づくりをさらに後押しし、その成果を継続的に確認していきます。

 取締役会の実効性は概ね確保されていると評価しています。今後は必要な情報に加え現場の一次情報もタイムリーに共有しながら、成長戦略や投資判断に関する議論をさらに深めることで、実効性を一層高めていきたいと考えています。引き続き、現場を知る経営者としての視点を活かし、技術・品質・収益性を結びつけた実効性ある助言を行い、森六グループの持続的な成長と企業価値向上に貢献していきます。