社外取締役 横手 仁美

  • 社外取締役 横手 仁美

社外取締役からのメッセージ

 私は政府機関、民間企業(大企業、ベンチャー、日本企業、外資系)、大学やNPOといった、多岐にわたる業種や領域で勤務してきました。どの職務においても、その職場での「当たり前」を鵜呑みにしない批判的思考をもって、組織にどう貢献できるかを考え行動し、自己成長を心掛け、SDGsや海外とのつながりを大切にしてきました。

 森六では2023年から社外取締役となり、2024年からは指名・報酬諮問委員会にも加わりました。取締役会でも、指名・報酬諮問委員会でも、今までの多様な経験を活かし、率直な意見を述べ、時には一歩踏み込んだ質問やコメントをさせていただいています。

 森六は、2024年に社長交代を経て新たなリーダーのもとで再スタートしました。翌年2025年には、3社統合、社名変更も経て、文字通り「一つの森六」として舵取りしています。新スローガン「共に挑もう、新たな未来。」を具現化するには、社員の一人ひとりが意図して組織間の垣根を取り除き、シナジーを生み出すことを考え行動することが必要ですし、そのためのリーダーシップ発揮、意識改革、人材開発が重要であると考えます。

 第14次中計では女性管理職比率を高める目標を掲げています。難易度が高いかもしれませんが、私は「2倍」にこだわりました。女性が活躍し、ダイバーシティが進むことは企業価値を高めます。そして何よりも、森六は人を大切にする会社であり、それを高い数値目標で示すことが、中長期的にプラスの意味を持つと思ったからです。

 社外取締役の皆さんは人として、また経営者としても大変尊敬でき、多士済々です。森六を一層すばらしい会社にしていきたいという想いで一致し、取締役会にとどまらない意見交換等の場(社外役員協議会)を定期的に持っています。私も取締役の一人として、微力ながら森六の持続的な成長と価値創造に寄与していきたいと思います。