CNTゴムコンパウンド
CNT混錬可能なゴムについて
独自の分散技術でほぐしたCNTをシリコーンゴム(ミラブル、RTV)、NBR、EPDM、SBRにCNTへ混錬します。
CNTの最大添加率は10%前後で体積抵抗率は金属相当である1.0E-1Ω/cmを達成します。
CNTマスターバッチの成型について
CNTマスターバッチに加硫材を添加した後に二次加硫を行うことで導電性が発現します。
希釈や加硫材は高シェアを掛ける必要はなくオープンロールでも混錬可能です。
少量のCNT添加で高い導電性を発揮するため、従来にない“柔らかい導電ゴム”を実現します。
ベース材の選定で硬度の調整可能です。
カーボン欠落が生じないという特性を持ち合わせる為、加工や洗浄時の負担低減、
製品の色移り防止効果も発揮します。
CNT含有シリコーンゴムシート
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※出典元:産総研HP(発表・掲載日:2021/05/17「丈夫で柔軟なCNTシリコーンゴム複合材料を開発」) ※抵抗率は成形条件によって変化しますので、記載データは保証値ではありません。