森六の品質保証
品質保証の方針
当社が有する各種試験設備を活用し、品質評価や信頼性試験による原理証明を実施。さらなる改善方法や起こりうるトラブルへの対処方法を見出し実践する「未来を見据えた品質保証体制」を構築し、お客様満足度のさらなる向上を目指しています。
品質保証体制
世界各地に拠点を持ち、顧客ニーズを早期に採り入れられる対応力を活かし、「より早く・より良い」製品開発と市場品質の安定化につなげています。また、各種試験設備を有し、品質評価や信頼性試験による原理証明に基づいて、未来を見据えた品質保証体制を構築し、お客様満足度の更なる向上を目指しています。
特に品質安定化という観点では、技術・品質保証システムを進化させるだけでなく、これをグローバルに展開することで、世界共通品質を保証しています。
保有試験設備
作業耐久ロボット
複合部品での振動試験を実施(左:冷間、右:熱間)
ときに数千回の耐久力が求められる製品の試験に、動作ロボットを活用して人間の動作を再現します。
正確に動作を繰り返すことによって評価の精度を極限まで高めるとともに、人にかかる負担も低減しています。
風量発生装置(エアーリークテスト)
車両のエアコン風量を再現し、エアベント(吹き出し口に取り付く部品)のシャット性能を評価しています。
高感度センサーと煙を使い、風漏れ部を特定し、関連部門へフィードバックするとともに製品品質の向上に貢献します。
引張圧縮試験機
製品に求められる既定荷重をかけることで、製品の強度・剛性を評価します。
量産する製品の試験のみならず、製品開発にも活用され、その一例として材料開発における物性検証・解析も行っています。
デジタルマイクロスコープ
光学レンズと画像素子を活用し、試験後の表面検査を行います。表面画像から問題解決の糸口をつかむこともあります。
大型恒温槽付加振機
車のあらゆる走行状態を想定して試験を行います。
槽の中で高温・低温環境を再現し振動をかけ、振動耐久性・異音発生有無を評価しています。