テーブルコンソール

移動空間をリビングに変えるテーブル型コンソール

リビングで過ごすようにテーブルを囲んでくつろぐ空間。自動運転が身近なものになったら、移動の時間だって楽しみたい。森六テクノロジー自慢の多層成形技術をインテリアに応用すれば、フラットでありながら深みのある高品位な天板を実現できます。

透過性のあるパネルとLEDの組み合わせで、昼も夜も、乗員みんなをワクワクさせるテーブル型コンソール。ユーザビリティを重視したさりげない気配りが詰まっています。

フラットで深みのある高品位な天板

森六テクノロジー自慢の多層成形技術をインテリアに応用すれば、フラットでいて奥行き感のある高品位な天板を実現できます。表面の透明材と、その奥に見える基材とのマッチング。そこに凹凸の造形を加えたり、フィルムを挟み込んだりすることによって、デザイナーの想像力を体現する多彩な表現が可能です。

非接触給電やシートヒーターといった電装品の作動を示すアイコンも、必要な時だけ透明材の奥から点灯させれば、高級感を妨げることはありません。移動空間の真ん中にあるテーブルの上は、いつだってスッキリ。フラットなのでクリーンに保てます。

また、一般的な塗装品に比べて環境負荷が少ない点も、多層成形技術の優れた特性です。

ユーザ目線の使い勝手とデザインへのこだわり

一般的なコンソールボックスは、①ハンドルを握ってロック解除、②蓋を引き上げる、というツーアクションを採用しています。この方式では、指先を入れる窪みや、ロック解除のためのハンドル部が必要になるため、せっかくのフラット意匠の特色が損なわれてしまいます。

森六テクノロジーはフラットなデザインへのこだわりと、ワンアクションで開けられるユーザ目線の使い勝手を両立する「フラットロック」機構を開発(特許出願済み)。そっと指先を滑らせるだけで、フラットな面が沈み込んでスムーズにロックが解除され、自然なワンアクションで蓋を開けることができます。

前席も、後席からも。乗員全員が使いやすいユーザビリティ

「移動空間の真ん中にあるテーブル型コンソールは、前席からだけではなく、乗員みんなが使えるようにしたい」。アームレストをフラットな形状にすることで、そんなコンセプトを実現しました。

コンソールは二階建て構造になっており、前席からアクセスできる一階部分は広い収納スペースを備え、足もとをいつもスッキリと整理整頓できます。二階部分には、後席からも開けやすくなったコンソールボックスを内蔵。こちらも深さもたっぷりで抜群の収納量です。

後席専用のエアコン吹き出し口は、①冷やしたい箇所を的確に冷やすときはスポットクーラー的に、②快適に過ごしたいときは優しく間接的に風が回るように切り替え可能。効率的な排風設計が採用されています。

1972年、初代CIVIC用ハンドブレーキカバーの製造に始まり、50年にわたってコンソールに向き合い続けてきた森六テクノロジーだからこその、さりげない気配りがたくさん詰まっています。

LEDとの相性の良さ、豊かな演出力

表面に透明層を持つ多層成形部品は、LEDとの相性も抜群。光の強さや色、角度を変えて透明層を照らすことにより、動きのあるさまざまな表情を生み出すことができます。

一足早くEV普及の進む中国市場では、「EVらしい先進性・未来性」を予感させるアイテムとして、電飾を活用したインテリアが流行しつつあり、森六テクノロジーは広汽ホンダのSUV「理念」などに部品を供給しています。

また、森六グループの化学品商社である森六ケミカルズでは、モビリティ部において二輪・四輪部品から電機・電子商材までを取り扱っています。部材の調達から開発、量産まで、森六グループのトータルソリューションにお任せください。

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