バーチャル工場見学

製品が出荷されるまで

一次加工

材料受入

成形品の原料となるプラスチック材料の受入を行います。
材料のロットと品質を検査成績表で確認します。

材料保管

受け入れた材料を保管しているエリアです。1つの工場で100種類以上の材料を保管しています。
材料タンク、材料乾燥機、射出成形機はパイプで繋がっており、生産と連動しパイプを通って射出成形機へ自動で材料が供給されます。

生産計画

顧客の発注に応じて生産計画を作成します。生産計画システムにインプットすることで、各ラインのモニターに表示されます。
各ラインのモニターには生産実績も表示され、リアルタイムで計画と実績の進捗を管理しています。

射出成形

2500トンの大型成形機で自動車の大物外装部品を成形しているところです。
森六テクノロジーの工場では、70トンから2500トンサイズの成形機を保有し、大きさや形状、材質の異なる様々な製品を生産しています。

二次加工

内装塗装

ロボットで自動車の内装部品であるセンターパネルの塗装を行っています。
特に内装部品はお客様が常に目にするものですから、ゴミやキズなどの外観には最大の注意を払って生産し、品質の良い製品をお客様へお届けしています。

外装塗装

大型ロボットで大物外装部品であるバンパーの塗装を行っているところです。
当社の外装塗装ラインは、2m超の製品まで塗装することができます。
クリアな外観を出すため、最大4種類の塗装を重ねて製品を完成させます。

振動溶着

振動溶着を行っているところです。
振動溶着とは、2つの部品を重ね振動と圧力を加えることで、摩擦熱によって溶解融合させる技術です。
溶着の強度を保証するため、1個毎の条件管理や生産ロットごとの強度測定試験を行い徹底した品質管理をしています。

組立

自動車内装部品の組立工程です。射出成形された部品へ、大型や複雑なものでは30種類以上の小部品を組付けて完成させます。
完成検査では、お客様の目線で外観や建付け具合を確認し、開閉確認や作動確認を行った上で良品に仕上げます。

品質保証

写真は溶着強度などを測定する引っぱり試験機です。
日々生産される製品の品質を保証するため、生産ロットごとに抜き取りで試験を行い、その結果を記録・保管しています。

検査

外装塗装部品を検査員が目視検査をしているところです。
当社の生産する部品は意匠性の高い製品が多く、製品一つひとつを外観異常、ごみ、外傷、異物、くもりなどがないか、丁寧に検査します。

出荷

工場内で生産した完成品をトラックに積込み出荷するところです。
決められた時間・場所・数量を指定された通りに確実に届けなければなりません。
製品を入れる容器や台車は、輸送中に製品が傷ついたり変形したりしないか、製品毎に輸送テストを行って決定されます。

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